Macintoshで使用できる Ghostscript には, 著者が日本語化パッチを あてて make した MacGS252b3j01
が公開されているが,
といった問題点がある.
Ghostscript 3.0 以上の版では, コンポジットフォントを使用することが できる. そこで, Macintosh 版の Aladdin Ghostscript 5.03 と和田研 フォントを組み合わせて, 日本語 Postscript ファイルを表示する 方法について説明する.
【注意】Ghostscript 5.10, 5.50 では, 和田研フォントで日本語を表示できない. ftp://knight3.cit.ics.saitama-u.ac.jp/pub/lecture/gs/gs5.10.kanji.tar.gz を使用すると表示できる. インストール方法については, 上記に含まれて いるドキュメントを参照されたい.
68k: 68020 以上, PPC: PowerPC, fat: 68KとPowerPC両用である. ソースも配付されてる. CodeWarrior で make できる.
和文フォントには, 和田研フォントと呼ばれるフォントを使用する. 和田研フォントは, ftp://ftp.ipl.t.u-tokyo.ac.jp/Fontから入手できる.
wftopfa で Ghostscript で使用できる形式に変換したものが必要である. 変換したものを ftp://uat.thx.inst.keio.ac.jp/pub/mac/wadalab-font1.sit.hqxに 用意した.
図1. 移動後のフォルダGhostscript
アーカイブには, 次のフォントを収録した.
細明朝体ではなく中明朝体を収録したのは, 和田研フォントは ウエイトが小さい傾向があり, 低い解像度ではかすれてほとんど 読めなくなることが多いので.
フォルダwadalab-font1に*.pfaの名称のファイルなど, 158 個のファイルが 展開されるから, これらを欧文フォントを同じフォルダ, つまり フォルダGhostscriptの中のフォルダfontsに移動する.
シフトJISとECUのコードのフォントを使うためのファイルWadalab-gothic-0-13-RKSJ.gsf, Wadalab-gothic-0-13-EUC.gsf, Wadalab-mincho-0-12-RKSJ.gsf, Wadalab-mincho-0-12-EUC.gsfについては,Type1BuildChar→(%Type1BuildChar) cvn cvx execの置き換え済み.
フォルダGhostscriptの中のフォルダfilesの中にあるファイルFontmapを 和文フォントファイルを展開してできたファイルFontmapに置き換える.
以上でインストールの作業は終了である. なお, 縦書フォントを使用しているPSファイルを表示・印刷することは できない.
Illustrator などの Adobe のソフトウエアを購入・バージョンアップすると, Type On Call の CD-ROM が添付されている. その中に, UNIX 用として pfa 形式に変換した Times 等のフォントが 含まれているので, それをコピーし, Fontmap を書き換えればよい.
他には, Adobe Type Managerに添付されているものを UnAdobe (info-mac で みつけられるだろう)を使って pfa または pfb の形式に変換することもできる. ただし, UnAdobe は, 24bit アドレッシングでなければ動作しないから, かなり古い機種(多分, IIvi, IIvx や Quadra950 以前)で 実行しなければならない.
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uchiyama@thx.inst.keio.ac.jp